夜明

大学生の日々と写真

渇き、縛り、欲

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僕が20歳という時期を過ごした世界はとても変わっていた。莫大なお金を手に入れてニート生活を送りたいと思っている貧困層。一生働かなくても暮らせるような大金を手に入れてニート生活を送っている富裕層。まるで正反対の人間がたくさんいる、欲望が渦巻く場所で大学生活の2年目を過ごした。だからこそ普通の20歳は考えないようなことを色々考えさせられることがあった。今日はそんな話を。

 


僕もたくさんの金を手に入れて仕事なんてしないで優雅に暮らしたいと思うこともあった。

 

仕事なんて憂鬱なものだとしか考えておらず、僕の中では朝から晩までしたくもない仕事をさせられて、家に帰るだけの日々、そして冷めた飯をレンジで温めて1人で食べて、風呂に入って眠る。その繰り返しでいつか死んでいくのだと思っていた。でも前向きな姿勢で向かう仕事もあるんだって気がついた。日本ではお金を稼ぐためだけの手段として割り切っている人が多いけど、本当に仕事ができる人は仕事を仕事とは思っておらず、ゲーム感覚で仕事を楽しんでる人が多い。ゲームは上手くなるために努力するから、上手くなったら楽しい。そしてその仕事が人のためになるものだとか、やり甲斐を感じるものならば更に楽しい。だから仕事に楽しみを感じたいなら単純労働には付かない方がいい。言っちゃ悪いが奴隷の仕事だから。スキルが付かなければ次の仕事にも繋がらないし、ただ時間を売って金にしているだけ。そんな毎日が苦痛と感じるならば今すぐ辞めるべきだと思う。勉強することをサボってきた人間にはそれが分からないし、相応の仕事なのかもしれないけど。僕のバイト先にはそういう人たちがたくさんいた。そうやって僕はやりたい仕事を見つけた。だから今はその仕事で結果を残すために大学生として勉強や仕事を頑張っている。


話は少しズレたけど、金を持ってるニートの人たちって好きな時間に起きて、出勤なんてもちろんしないで、ゲームを好きなだけやって、食べたいものを食べて好きな時に好きな場所に行ける。そんな毎日はとても魅力的だろう。だけど皆が口を揃えて言うのは、「すぐ飽きるよ。」だった。冗談抜きで自分が生きている意味がわからなくなるらしいのだ。お金だけがあっても幸せにはなれないんだなと強く思い知らされた。お金はあくまでも手段でしかなくて、目的にしすぎるとダメだって。

 

チャレンジしよう。自分で選んで流れに逆らおう。死ぬほど考え抜いていればどうせ成功する。考えたように生きないと生きたように考えてしまう。誰の言葉だっけ。